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中国でおすすめeSIM7選【通信速度を現地で実測】VPNなしで使えるサービス一覧

中国でおすすめeSIM

中国(上海、北京など)でおすすめのeSIMは、「Saily」「GLOCAL eSIM」など、リーズナブルな料金で、サポート体制がしっかりしているサービスです。

中国でおすすめeSIM一覧

世界190カ国に対応、24時間チャットでサポート
専用アプリでプランの追加も簡単!
すべてのプランが容量無制限で利用可能
QRコードの読み取りだけで簡単セッティング
世界60カ国に対応、申し込みから10分で利用可能!
万が一のための全額返金制度付き!

各社プラン比較(各列をソート可能)

サービス名有効期間データ容量料金
7日間1GB¥674
30日間3GB¥1,499
30日間5GB¥2,099
30日間10GB¥3,749
30日間20GB¥6,449
3日間無制限¥1,680
5日間無制限¥2,480
7日間無制限¥2,980
15日間無制限¥3,480
30日間無制限¥3,980
8日間7GB¥1,980
15日間9GB¥2,500
30日間15GB¥2,980
5日間1GB¥890
7日間3GB¥1,490
14日間3GB¥1,690
30日間5GB¥2,490
30日間10GB¥3,390
30日間20GB¥4,990
3日間500MB¥0
7日間1GB¥750
15日間2GB¥1,275
30日間3GB¥1,725
30日間5GB¥2,475
30日間10GB¥4,200
30日間20GB¥7,350
10日間無制限¥5,250
3日間1GB¥790
3日間3GB¥1,760
3日間無制限¥2,970
7日間3GB¥1,960
7日間5GB¥2,720
7日間無制限¥5,990
15日間3GB¥2,360
15日間5GB¥3,120
15日間無制限¥11,990
31日間5GB¥3,920
31日間10GB¥5,300
31日間30GB¥12,890
60日間10GB¥6,750
60日間30GB¥14,340
60日間50GB¥21,930
8日間6GB¥1,980

この記事では、中国で使えるおすすめeSIMサービスと、ネット検閲回避の検証結果について解説していきます。

▼中国でeSIMを使った結果を動画にしました▼

海外eSIMナビが実施する中国での検証

海外eSIMナビは、中国でのビジネス・滞在経験が豊富なSNIのチームが運営しています。運営メンバーは中国の天津、蘇州、余姚、南昌などに拠点を置き、日常的な業務を通じてeSIMを利用。これらの拠点に加え、出張を通じて北京、上海、広州、厦門といった中国の主要都市でも、それぞれのネットワーク環境での通信接続を確認しています。

※海外eSIMナビによる最新の検証結果は、公式noteにて情報を更新しています。

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中国でおすすめeSIM

ここからは中国でおすすめのeSIMを詳細に解説していきます。

スクロールできます
サービス名運営会社対応国日本語対応サポート方法サポート期間専用アプリの有無支払方法
Peakstar Technologies Inc.190カ国以上ありチャットサポート24時間ありクレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、DISCOVER)、Google Pay、Apple Pay
株式会社グローカルネット55カ国以上ありメール、電話9:00~17:00(平日のみ)なしクレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB、Diners)
株式会社ティーガイア50カ国以上ありチャット9:00~18:00(土日祝含む)なしクレジットカード(VISA 、Masters、AMEX、JCB)、Amazon Pay、Apple Pay、Google Pay、Shop Pay
インプラス株式会社60カ国以上ありメール09:00~18:00(日本時間)なしクレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB)、Google Pay、Apple Pay
AirGSM Pte. Ltd.200カ国以上ありチャット24時間ありクレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB)、Union Pay、AliPay、PayPal
株式会社トリファ200カ国以上ありチャット24時間ありクレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB、Diners、DISCOVER)、Apple Pay
BerryMobile Co., Ltd.140カ国以上あり電話、LINE12:30~20:30(日本時間)なしクレジットカード(VISA、Mastercard、JCB)

Saily

Sailyホームページ
サービス名
運営会社Peakstar Technologies Inc.
対応国190カ国以上
日本語対応あり
サポート方法チャットサポート
サポート時間24時間
専用アプリの有無あり
支払方法クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、DISCOVER)、Google Pay、Apple Pay

Saily(サイリー)は、セキュリティソフトの企業として世界的に知名度の高い「Peakstar Technologies Inc.」が運営するeSIMサービスです。

世界のほとんどの国をカバーできていることに加えて、チャットサポートを24時間無休で対応しているので、対応範囲やサポート体制ともに申し分ないサービスとなっています。

専用アプリを使うことで、簡単に接続設定できることも魅力です。

特に繰り返しeSIMを使う場合は、毎回設定する必要がないので便利です。

当サイトで通信速度を各国で計測した限りでは、どこでも20-30Mbps、最大で50Mpbs以上の通信速度で快適に利用可能でした。

メリット
  • アプリが簡単で使いやすい
  • 190カ国以上に対応している
  • 日本語対応の24時間チャットサポートがある
  • 運営元の信頼性が高い
  • 仮想場所を変える機能がある
デメリット
  • 利用するときにアプリのダウンロードする必要がある
  • データ専用で音声通話は利用できない
  • 無制限プランがない

\専用アプリで簡単設定/

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Glocal eSIM

GLOCAL eSIMトップページ
サービス名
運営会社株式会社グローカルネット
対応国55カ国以上
日本語対応あり
サポート方法メール、電話
サポート時間9:00~17:00(平日のみ)
専用アプリの有無なし
支払方法クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB、Diners)

Glocal eSIMは、海外渡航用サービスを各種展開する「株式会社グローカルネット」が運営するeSIMサービスです。

対応国は160カ国以上で、日本企業が運営するeSIMサービスの中でも広いエリアをカバーしています。

当サイトで通信速度を各国で計測した限りでは、どこでも20-30Mbps、最大で100Mpbs以上の通信速度で快適に利用可能でした。

メリット
  • 全プランの通信容量が無制限で利用できる
  • QRコードを読み取るだけで簡単に設定できる
  • テザリング機能に対応している
  • 日本企業が運営している
  • 通信速度が安定している
デメリット
  • 対応国が他社と比べて少ない
  • 音声通話ができるプランはない
  • データ使用量を確認できるアプリはない
  • 購入後のキャンセルやプラン変更ができない

\QRコードで簡単設定/

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VOYAGEESIM

サービス名
運営会社株式会社ティーガイア
対応国50カ国以上
日本語対応あり
サポート方法チャット
サポート時間9:00~18:00(土日祝含む)
専用アプリの有無なし
支払方法クレジットカード(VISA 、Masters、AMEX、JCB)、Amazon Pay、Apple Pay、Google Pay、Shop Pay

VOYAGEESIM(ボヤージーシム)は、企業のDX化や業務効率化をサポートする「株式会社ティーガイア」によって運営されているeSIMサービスです。

国内企業が運営しているため、日本語のサポートも充実してます。

eSIMサービスでは珍しい全額返金制度を用意しているのが、大きな特徴です。

メリット
  • 返金制度がある
  • 国内企業の運営で安心できる
  • 韓国プランでは電話番号が使える
  • テザリングに対応している
デメリット
  • 対応国が他のeSIMと比べて少ない
  • サポートの対応時間が限られている

\全額返金制度あり/

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JAPAN&GLOBAL eSIM

Japan&Globalトップページ
サービス名
運営会社インプラス株式会社
対応国60カ国以上
日本語対応あり
サポート方法メール
サポート時間09:00~18:00(日本時間)
専用アプリの有無なし
支払方法クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB)、Google Pay、Apple Pay

JAPAN&GLOBAL eSIMは、インバウンドやアウトバウンド向けにサービスを展開する「インプラス株式会社」によって運営されているeSIMサービスです。

主要サービスと比較すると、プランを細かく選択できるので、自分にピッタリのプランを探したい人向けサービスです。

料金が他社と比べてリーズナブルなので、安価にeSIMを利用したい人にもおすすめです。

メリット
  • プランが細かく設定されている
  • 日本企業が運営している
デメリット
  • 料金が高め
  • 無制限プランがない
  • 対応国が少ない

\QRコードで簡単設定/

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Airalo

Airaloトップページ
サービス名
運営会社AirGSM Pte. Ltd.
対応国200カ国以上
日本語対応あり
サポート方法チャット
サポート時間24時間
専用アプリの有無あり
支払方法クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB)、Union Pay、AliPay、PayPal

Airalo(エアーロ)は、シンガポールの「AirGSM Pte. Ltd.」が運営するeSIMサービスです。

サービス開始は2019年で、eSIMサービスの中では比較的古くから運営しているサービスです。

メリット
  • ほとんどの国で利用できる
  • 周遊プランが充実している
  • 専用アプリでチャージが簡単にできる
  • 無制限プランや大容量プランが充実している
  • 日本語対応の24時間チャットサポートがある
デメリット
  • 料金がやや高い
  • 長期プランが少ない

\当サイトからの契約で10%OFF!/

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trifa

Trifaトップページ
サービス名
運営会社株式会社トリファ
対応国200カ国以上
日本語対応あり
サポート方法チャット
サポート時間24時間
専用アプリの有無あり
支払方法クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB、Diners、DISCOVER)、Apple Pay

trifa(トリファ)は、日本のスタートアップ企業である「株式会社トリファ」によって運営されているeSIMサービスです。

対応国は200カ国以上で、日本企業が運営するeSIMサービスの中ではトップクラスのカバー範囲となっています。

無制限プランが充実しているので、容量を気にせずに使いたい人におすすめです。

メリット
  • アプリが簡単で使いやすい
  • 200カ国以上に対応している
  • 無制限プランが充実している
  • 24時間チャットサポートがある
  • 日本企業が運営している
  • キャンセル保証オプションがある
  • 利用のたびにポイントが貯まる
デメリット
  • 他社と比較すると料金が高い

\アプリが手軽な日本製/

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TRAVeSIM

Travesimトップページ
サービス名(トラベシム)
運営会社BerryMobile Co., Ltd.
対応国140カ国以上
日本語対応あり
サポート方法電話、LINE
サポート時間12:30~20:30(日本時間)
専用アプリの有無なし
支払方法クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB)

TRAVeSIM(トラベシム)は、タイに本社を置くSIMカードやWi-Fiレンタルなどの事業を展開する「BerryMobile Co., Ltd.」のeSIMサービスです。

各国の対応プランのほかに、料金が比較的安い周遊プランが充実しているのが特徴です。

周遊プランは、アジア30ヶ国で使えるASIAプランと世界140ヶ国に対応のGLOBALプランから選択できます

電話、LINEによるサポートも充実していて、特にLINEの対応は回答が早いので、万が一のトラブルのときでも安心です。

メリット
  • プランがシンプルでわかりやすい
デメリット
  • 2-3日の利用だと割高になる
  • 長期間のプランがない

中国でeSIMを選ぶ際のポイント・注意点

中国でeSIMを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

中国でeSIMを選ぶ際のポイント・注意点
  • eSIM対応機種であることを確認する
  • 滞在日数と用途に合ったプランを選ぶ
  • 通信速度と品質を確認する
  • サポートの対応を確認する
  • 検閲を突破できるeSIMを選ぶ
  • テザリング(インターネット共有)の可否を確認する
  • 必ず「出発前」にeSIMをインストールする

eSIM対応機種であることを確認する

eSIMを利用するなら、持っている端末がeSIM対応機種であることが必須です。

iPhoneだと2019年発売以降の端末が対象で、Androidの端末だと2022年発売以降のものは順次eSIMに対応しています。

eSIM対応であることを簡単に確認する方法として、電話アプリを開いて「*#06#」を入力する方法があります。

入力後に「EID」が出てくれば、その端末は「eSIM対応機種」です。

eSIM対応機種かどうかを確認する方法
eSIM対応機種であることを確認する方法

eSIM対応機種の詳細は、以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
eSIM対応機種一覧【iPhone/Android】 eSIMに対応している主要な機種をまとめました。 対応機種の見分け方は、動画でも解説しているので、あわせてご覧ください。 ▼5秒でできるeSIM対応確認方法▼ https://you...

滞在日数と用途に合ったプランを選ぶ

eSIMを選ぶ際にポイントになるのは、滞在日数と用途です。

滞在日数が3日間の場合は3日間プラン、5日間の場合は5日間プランを選ぶのが基本です。

用途を明確にすることで、必要な通信容量が決まってきます。

動画を見る機会が多く、かつホテルのWi-Fiを使う機会が少ない場合は、1日あたり2~3GB以上の容量を確保するのがおすすめです。

一方で、テキストデータがメインで、ホテルのWi-Fiを頻繁に使う場合は、1日あたり1GB未満でも十分でしょう。

用途ごとの通信容量の目安は、以下のとおりです。

用途1GB3GB8GB
ウェブ約3,000ページ約10,000ページ約25,000ページ
メール(テキスト)20万通60万通160万通
メール(写真付き)334通1,000通2,667通
動画(YouTube
標準画質)
2.3時間6.7時間17.8時間
動画(NetflixHD画質)0.8時間2.4時間6.2時間
音楽(ストリーミング再生)11.5時間34.5時間92時間
通話(Skype、LINE)56時間167時間445時間
出典:Softbank ※1コンテンツを単独利用した場合の目安

通信速度と品質を確認する

通信速度と品質も重要です。

通信速度が遅かったり不安定だったりすると、せっかくネット接続できても快適に利用できません。

基本的に実績のあるサービスであれば、通信速度や品質の面でも安心できるでしょう。

サポートの対応を確認する

最後に重要となるのがサポートの対応です。

万が一のトラブルが起きたときにサポート対応がしっかりしていると安心できます。

基本的にはサポート対応に定評があり、日本語対応ができている会社を選ぶのがおすすめです。

特に海外企業が運営しているサービスの場合、サイトや窓口が日本語対応していないこともあるので注意しましょう。

検閲を突破できるeSIMを選ぶ

中国の場合は、政府の検閲を突破できるeSIM選びも重要です。

中国では、政府の検閲によって多くの国外サービスが利用できません。

たとえば、日本では当たり前に使えるLINEやGoogleは利用不可です。

そのほかにも、以下のようなサービスが使えなくなっています。

カテゴリー中国で使えない
SNS・メッセージアプリLine、Facebook、Instagram、X(Twitter)、WhatsApp、Messenger、Telegram、BeReal
検索エンジンGoogle、Yahoo検索
メールGmail
動画サイト・VODサービスYouTube、Vimeo、ニコニコ動画、中国国外のVODサービス全般(Netflix、TVer等)
ニュースサイトBBC、ニューヨーク・タイムズ、ロイター
コミュニケーションツールGoogle Meet
クラウドストレージGoogle Drive、Dropbox、Box
ショッピングAmazon Japan、メルカリ、ラクマ、楽天市場、Yahooショッピング
その他Amazon Japan、Wikipedia、ChatGPT
参考:中国で使えるアプリ・使えないアプリ一覧

しかし、旅行者向けのeSIMの多くは、中国政府の検閲を「回避」する仕組みを持っているため、中国でも上記のサービスを問題なく利用できます。

たとえば、の中国プランや、バーチャルロケーション機能を持つだと、特別な設定なしで中国政府の検閲を突破できます。

VPNなしでLINEやGoogleが使えるeSIMの仕組みは?

中国現地のSIMカードは、通信が中国政府の「グレートファイアウォール(GFW)」という検閲システムを通過するため、LINEやGoogleがブロックされます。

一方、海外eSIMナビが推奨する海外旅行者向けeSIMは、「国際ローミング」という技術を用いています。

これらのeSIMを使うと、あなたのスマホは中国の電波(例:China Unicom)を掴みますが、データ通信そのものは検閲システムを通過するに、香港やシンガポールなど中国本土のサーバーを経由してインターネットに接続されます。

この仕組みにより、GFWの検閲対象とならず、日本にいる時と全く同じようにLINEやGoogleマップ、Instagramが使えるのです。

このとき、別途VPNアプリを起動する必要がないため、「VPN不要」となります。

テザリング(インターネット共有)の可否を確認する

旅行中、PCやタブレット、同行者のスマホとインターネットを共有したい場合、「テザリング(ホットスポット)」機能が必須です。

しかし、eSIMプロバイダーによっては、テザリングを全面的に許可している場合(例:Airalo, Glocal eSIM)と、厳しく制限している場合があります(例:Holaflyは無制限プランでも1日500MBまで)。

特にビジネスでの利用を考えている場合、テザリングの条件は料金プランと同じくらい重要です。

必ず「出発前」にeSIMをインストールする

eSIMのインストール(プロファイルのダウンロード)には、安定したインターネット接続が必須です。

「中国の空港Wi-Fiを使えばいい」と考えるのは非常に危険です。中国の空港では、eSIMの購入サイトやアプリ自体がGFWによってブロックされ、アクセスできない可能性があります。

また、万が一インストールに失敗した場合、現地ではサポート(日本語)とのやり取りも困難です。

eSIMの購入とインストールは、必ず日本国内の自宅や空港の安定したWi-Fi環境で、出発前に済ませておきましょう。

eSIMの「信頼性」を見極める:通信はどこを経由しているか?

「VPN不要」を謳うeSIMですが、その「通信の安全性」はプロバイダーによって異なります。

2025年に米国の著名なセキュリティ学会(USENIX Security Symposium)で発表された研究では、一部の旅行者向けeSIMプロバイダー(本記事の推奨リストとは無関係)が、ユーザーの通信データを本人の居住地や旅行先とは無関係に、中国本土の国有ネットワークインフラを経由させていたことが報告されました 。

参考:https://www.itnews.com.au/news/travel-esims-secretly-route-traffic-over-chinese-and-undisclosed-networks-study-619659

これは、GFWによる検閲は回避できても、ユーザーの通信内容や閲覧履歴が中国当局の監視下に置かれるプライバシー上の重大なリスクを意味します。

だからこそ、「海外eSIMナビ」では、安さやプランの豊富さだけでなく、「信頼できる通信経路(香港など)を経由しているか」を実際の利用に基づいて確認しています。

実際に中国でeSIMを使ってみた結果【ネット検閲回避可能】

中国で実際にeSIMを使ってみた結果をまとめました。

今回使ったのは、の中国向けプランです。

いずれも中国のネット検閲を回避して、国外サービスにアクセス可能でした。

まずはです。

Sailyは、アプリを事前にインストールし、設定でモバイル通信をONにして使いいます。

アプリでは中国のプランを選択しておきましょう。

Sailyを中国で使う方法

実際に接続して、IPアドレスを確認すると香港経由でネットに接続されていることがわかります。

香港は中国本土と異なり国外サービスに対するネット規制がないので、この状態であれば中国でも問題なくGoogle、YouTube、Line、Xなどを利用可能です。

さらに通信速度も良好でした。(場所によっては速度が遅くなることがあります)

Sailyを中国で使うと香港経由でネットに接続される、通信速度も良好

続いてです。

Glocal eSIMは、SIM設定をONにしてデータローミングをONにすれば利用可能です。

Glocal eSIMを中国で使う方法

Glocal eSIMもIPアドレスを確認したところ香港経由での接続でした。

通信速度も良好でストレスなく利用できました。

GlocaleSIMも香港経由でネットに接続される、通信速度も良好

最後にです。

VOYAGEESIMも、SIM設定をONにしてデータローミングをONにすれば利用可能です。

VOYAGEESIMもIPアドレスを確認したところ香港経由での接続で、通信速度も良好でした。

VOYAGEESIMも香港経由でネットに接続される、通信速度も良好

このようにいずれのeSIMサービスも中国でネット検閲を回避して快適に利用可能でした。

注意点

香港経由で接続するとネット検閲は回避可能ですが、日本でしか使えないサービス(例:TVer、アマプラなどの動画配信)は、見られません。

もし、日本限定のサービスを利用したい場合はVPNを併用するか、のようにVPN機能がついたeSIMアプリを利用しましょう。

もっと詳しく:海外eSIMとVPNの併用が必要になるケースは?

中国でeSIM以外にネットを使う方法は?

中国でeSIM以外にネットを使う方法として、「SIMカード」「レンタルWi-Fi」「データローミング」などがあります。

方法eSIMSIMカードレンタルWi-Fiデータローミング
料金安いやや安い高い高い
受取方法ネットで完結郵送または店舗郵送または店舗不要
接続設定スマホの設定のみSIMカードを端末に差し込む必要ありWi-Fi端末への接続が必要ボタン操作1つで完了
複数人の同時利用基本的に1人で利用基本的に1人で利用複数人で共有
可能
基本的に1人で利用
紛失・破損リスクないSIMカードの破損リスクがあるWi-Fi端末の紛失リスクがあるない
対応デバイスSIMを設定したスマホのみ(テザリングは可能)SIMを設定したスマホのみ(テザリングは可能)スマホ、PC、タブレットなどWi-Fi機器全般スマホのみ(テザリングは可能)

SIMカードを利用する

中国で使えるプリペイド式のSIMカードを買って、スマホやタブレットなどの端末に差し込めば、中国でネット接続できるようになります。

たとえば、ネットで販売されている以下のようなSIMカードを購入して、端末に差し込めばOKです。

SIMカードの大きなデメリットは、郵送または店舗で受け取る必要があることと、SIMカードの抜き挿しが必要になることです。

レンタルWi-Fiを利用する

レンタルWi-Fi端末を利用してネット接続する方法もあります。

特に複数人や複数端末で利用したい人にとっては、1つの端末で共有利用できるので便利です。

Webで事前に予約して、自宅に郵送してもらうことも可能ですし、出発空港で受け取ることも可能です。

よく利用されているレンタルWi-Fiだと、グローバルWiFiなどが有名です。

データローミングを利用する

データローミングとは、日本で使っている通信会社のプランのまま、海外で利用する方法です。

ボタン1つで設定できるので、利便性という点で圧倒的なメリットがあります。

大手通信会社の場合は、1日あたり1,500円程度でデータローミングを使えます。

しかし、通信会社のプランによっては、データローミングが従量課金となり高額になる場合があるので、注意しましょう。

頻繁に海外に渡航するなら、ahamoのように月額2,970円で、海外でも追加料金なしでデータローミングできるプランを契約してもよいでしょう。

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中国eSIMの設定・利用ガイド:購入から帰国まで

eSIMの利用は簡単ですが、手順を誤ると「繋がらない」原因になります。日本出発前から中国到着後までの流れを解説します。

STEP
日本出発前にやること(インストール)

eSIMのプロファイル(QRコード)をダウンロードするには、Wi-Fiなどのインターネット接続が必要です 。中国の空港Wi-Fiは不安定な場合があるため、日本国内の安定したWi-Fi環境下で作業を完了させてください 。

  1. Wi-Fiに接続します。
  2. 「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」をタップします 。  
  3. カメラが起動したら、購入元から送られてきた「QRコード」をスキャンします 。  
  4. 画面の指示に従いプランを追加します。名称を「中国用」などに変更しておきましょう。
  5. この時点ではまだ有効化せず、「副回線」として追加だけしておきます。
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STEP
中国到着後にやること(アクティベーション)
  1. 飛行機が着陸したら、機内モードを解除します。
  2. 「設定」→「モバイル通信」を開きます。
  3. 「モバイルデータ通信」(通信のメイン回線)を、日本のSIMから、先ほど追加した「中国用eSIM」に切り替えます。  
  4. 「中国用eSIM」の回線設定を開き、「データローミング」を「オン」にします。(注:日本キャリアのSIMの「データローミング」は「オフ」のままにしてください)
  5. 数分待つと、中国の現地キャリア(AIS, DTACなど)の電波を掴み、インターネット接続が開始されます。

中国eSIMが繋がらない? 渡航前に確認する対処法

現地で「eSIMに繋がらない」と慌てないために、原因と対処法をまとめました。

チェックリスト1:【最重要】データローミングが「オン」か?

これが最も多い接続トラブルの原因です。

海外eSIMは、現地の電波を掴むために「データローミング」をオンにする必要があります 。

高額請求を恐れてオフにしていると、絶対に繋がりません。 

  • iPhone: [設定] > [モバイル通信] > > [データローミング] をオン 。 
  • Android: [設定] > [ネットワークとインターネット] > > [ローミング] をオン 。 

チェックリスト2:モバイルデータ通信の回線が切り替わっているか?

データ通信に使用する回線が、日本のSIM(主回線)から中国用eSIMに正しく切り替わっているか確認します 。 

チェックリスト3:機内モードのON/OFFと再起動

電波をうまく掴めない場合、一度「機内モード」をオンにし、10秒後にオフにしてみてください 。

それでもダメな場合は、スマートフォン本体を再起動すると解決することが多いです 。 

チェックリスト4:SIMロックが解除されているか?

日本のキャリアで購入した端末にSIMロックがかかっていると、海外eSIMは利用できません 。

[設定] > [一般] > [情報] で「SIMロックなし」となっているか、渡航前に必ず確認してください。 

FAQ:よくある質問

中国対応のeSIMはどこで買えますか?

ネットで購入可能です。

eSIMならネットだけで手続き可能です。

eSIMは何日前に買うべきですか?

eSIMは海外渡航前に購入しておくのがおすすめで、渡航の1週間くらい前を目安に購入しましょう。

接続設定は出発直前でOKです。

eSIMはどのような手順で利用できますか?

eSIMのインストールまでを渡航前に完了させておき、現地に到着したら接続を開通しましょう。

もっと詳しく:海外eSIMの使い方は?

中国ではeSIMとSIMカードどっちがいいですか?

通信速度の点ではどちらも実用的ですが、利便性を考えるとネットだけで手続き可能なeSIMの方が圧倒的に便利です。

もっと詳しく:eSIMとSIMカードはどっちがよい?

eSIMとレンタルWi-Fiだとどっちがいいですか?

個人旅行や出張など、安価で常時インターネット接続したい場合はeSIMの方が断然便利です。

一方、家族やグループなどで通信をシェアしたい場合は、レンタルWiFiの方が安価になる場合があります。

もっと詳しく:eSIMとレンタルWi-Fiはとっちがよい?

eSIMだとメッセージアプリやSNSはそのまま利用できますか?

基本的にスマホを買い替えない限りは、SMSや電話着信非対応のeSIMにしても、LINEなどのメッセージアプリや、SNSはそのまま利用可能です。

中国のeSIMはLINEやGoogleなどを利用できますか?

プランによって異なります。

たとえば、の中国プランだと、特別なことをせずにそのまま中国でLINEやGoogleを利用可能です。

また、バーチャルロケーション機能を持つも、特別な設定なしで利用できます。

まとめ

中国でおすすめのeSIMを紹介しました。

中国でおすすめeSIM一覧

世界190カ国に対応、24時間チャットでサポート
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海外eSIMナビは、海外進出支援やグローバルマーケティングで豊富な実績を持つSNIのメンバーが運営する海外向けeSIMの専門メディアです。実際のeSIM利用経験をもとに、海外渡航者に役立つリアルな情報をお届けします。姉妹サイト:VPN Life

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