海外eSIMは「最適なeSIMを購入する」「端末にインストールする」「接続設定をしてインターネットを利用する」という簡単3ステップで利用できるようになります。
- 渡航先と必要となるデータ容量から最適なeSIMを購入する
- 購入したeSIMをスマートフォンやタブレットにインストールする
- 海外到着後に接続設定をしてインターネットを利用する
この記事では、海外でのeSIM利用手順を詳しく解説していきます。
海外でeSIMを利用する手順
ここからは、海外でeSIMを利用する手順を詳細に解説していきます。
以下3ステップのうち、STEP1とSTEP2は日本で完了させておくことをおすすめします。
▼動画でも手順を解説しています▼
渡航先と必要となるデータ容量から最適なeSIMプランを購入する
はじめに、渡航先と必要となるデータ容量から最適なeSIMプランを選びます。
eSIMのデータ容量を選ぶ際にポイントとなるのが、以下2つです。
- 利用する目的(動画が多いか、テキストデータが多いか)
- ホテルのWi-Fiの利用頻度
動画を見る機会が多く、かつホテルのWi-Fiを使う機会が少ない場合は、1日あたり2~3GB以上の容量を確保するのがおすすめです。
一方で、テキストデータがメインで、ホテルのWi-Fiを頻繁に使う場合は、1日あたり1GB未満でも十分でしょう。
本サイトでは、国別・滞在日数別のおすすめをまとめているので、あわせてご覧ください。
購入したeSIMをスマートフォンやタブレットにインストールする
eSIMをスマホやタブレットにインストールする方法として、以下3つがあります。
- QRコードを使う
- アクティベーションコードを使う
- モバイルアプリから直接インストールする
最近では、QRコードを使ってインストールするケースが圧倒的に多くなっているので、QRコードを読み取る方法をメインに「iPhone」と「Android」でそれぞれ解説していきます。
事業者から届くQRコードをカメラのアプリで読み取ります。※「設定」「モバイル通信」のSIMにある「eSIMを追加」をタップしてQRコードを読み取ってもOKです。
QRコードを読み取ると、「新規eSIMをアクティベート」と表示されるので「許可」を選択し、「eSIMをアクティベート」の画面で「続ける」を押します。

設定が進むと「モバイル通信設定完了」の画面になるので、「完了」を押し、新しいプランの名称を好きな名前に変更したら、「続ける」を押します。

続いて回線の選択画面になるので、ここでは日本で使っている回線(デフォルトだと主回線)だけを選びます。
その際に、「モバイルデータ通信の切替を許可」はオフのままにしておきましょう。

「モバイルデータ通信の切替を許可」をオンにすると、通信状況に応じて回線を自動で切り替えられるようになりますが、新しい回線は日本で使わないのでオフのままで問題ありません。
海外渡航の直前に接続設定をしてインターネットを利用する
海外渡航の直前(飛行機に乗る直前など)に、インストールした回線をオンにし、日本で使っている回線をオフにします。
以下、iPhoneとGoogle Pixelでの例です。

新しい回線のデータローミングの設定はオンにしておきましょう。(この操作は不要な場合もあります)
なお、一度インストールすると、QRコードは使えなくなるので注意しましょう。
実際に使用済みのQRコードを読み取ると、以下のように「eSIMは追加できません」「SIMはダウンロード済みです」などと表示されます。

現地でつながらないときの対処法
手順どおりに設定しても、現地に着いてすぐには通信できないことがあります。多くは端末側の設定が原因なので、以下を上から順に確認してください。
1. 機内モードを一度オンにして、オフに戻す
最も多いのがこれで解決するケースです。飛行機を降りた直後は、端末が現地の回線をまだ探しにいっていない状態のことがあります。機内モードを10秒ほどオンにしてからオフに戻すと、回線の再検索が始まります。
それでも変わらない場合は、端末を再起動してください。
2. データローミングがオンになっているか確認する
海外eSIMは現地の回線を借りて通信するため、購入したeSIM側のデータローミングをオンにする必要があります。「海外だからオフにしなければ」と考えてオフのままにしていると通信できません。
オンにするのは購入したeSIMの回線だけです。日本で使っている回線のデータローミングはオフのままにしておきます。
3. モバイルデータ通信の回線が切り替わっているか確認する
eSIMをインストールしただけでは、通信に使う回線は切り替わりません。「モバイル通信」の設定で、モバイルデータ通信に使う回線が購入したeSIMになっているかを確認してください。
あわせて、その回線自体がオンになっているかも確認します。日本を出る前にオフにしたまま忘れているケースがよくあります。
4. ネットワークを手動で選択する
自動選択でうまくつながらない場合は、「モバイル通信」→「通信事業者」で自動をオフにし、現地の通信会社を手動で選びます。eSIMのサービス側が指定している提携先があれば、それを選んでください。
5. 有効期間が始まっていないか、切れていないか確認する
プランによっては、購入した時点ではなく開通した時点から有効期間のカウントが始まります。逆に、日本にいる間に通信が始まってしまい、現地到着前に期間を消費していることもあります。
心当たりがある方はeSIMを日本にいる間にオンにしても大丈夫?もご覧ください。
6. それでも解決しない場合
サービス側のサポートに問い合わせます。海外でのトラブルは日本時間の深夜に起きることも多いため、24時間対応のチャットサポートがあるサービスかどうかは、いざというときに差が出ます。
問い合わせにはインターネット接続が必要になるため、空港やホテルのWi-Fiが使える場所に移動してから連絡してください。
FAQ:よくある質問
eSIMは1日何ギガが目安ですか?
動画を見る機会が多く、かつホテルのWi-Fiを使う機会が少ない場合は、1日あたり2~3GB以上の容量を確保するのがおすすめです。
一方で、テキストデータがメインで、ホテルのWi-Fiを頻繁に使う場合は、1日あたり1GB未満でも十分でしょう。
eSIMはいつインストールすればいいですか?
購入日から一定の期間内にインストールしましょう。
期間はeSIM業者によって異なりますので、詳しくは各サービスのサービスポリシーをご確認ください。
設定期限を過ぎると購入したプランが無効になるので注意しましょう。
eSIMは海外に出発する前に設定したほうがいいですか?
eSIMの設定は、事前に済ませておくと、現地での通信がスムーズです。
海外渡航前にeSIMオンにしてしまったら、どうしたらよいですか?
まずは落ち着いて新しくインストールしたeSIMの通信をオフにしましょう。
一般的には、日本で通信できないプランの場合は、オンにしても使用スタートとはなりません。
しかし、日本で通信できるプランの場合は、オンにした時点から通信スタートと見なされます。
もっと詳しく:eSIMを日本にいる間にオンにしても大丈夫?
eSIMは現地に着いたらどうすればいいですか?
現地に着いたらです。 モバイルデータ通信に利用する回線を購入したeSIMに切り替えればOKです。
機種によってはデータローミングをオンにする必要があります。
もっと詳しく:eSIMはいつアクティベートすべき?
海外旅行に行くならeSIMとWi-Fiどっちがいいですか?
個人旅行や出張など、安価で常時インターネット接続したい場合はeSIMの方が断然便利です。
一方、家族やグループなどで通信をシェアしたい場合は、レンタルWiFiの方が安価になる場合があります。
もっと詳しく:eSIMとレンタルWi-Fiはどっちがよい?
eSIMとSIMカードはどっちがいいですか?
通信速度の点ではどちらも実用的ですが、利便性を考えるとネットだけで手続き可能なeSIMの方が圧倒的に便利です。
もっと詳しく:eSIMとSIMカードはどっちがよい?
eSIMとデータローミングはどっちがいいですか?
料金を安く抑えるならeSIM、面倒な手続きなしで利用したいならデータローミングがおすすめです。
もっと詳しく:eSIMとデータローミングはどっちがよい?
eSIMのデータローミングをONにすると高額請求されませんか?
ガイドにしたがって設定をすれば、データローミングによる高額請求はありません。
ただし、日本で使っている通信回線をONにしたままだと、請求が発生する場合もあるので、念のため海外では日本で使っているSIMのOFFにしておきましょう。
もっと詳しく:海外旅行でeSIMを使うと高額請求を回避できる?




