eSIMをアクティベートするベストのタイミングは、海外到着後です。
海外に出発する前にインストールしておき、海外に到着したらオンにして通信できるようにします。
今回は、eSIMをアクティベートするタイミングについて深堀っていきます。
eSIMのアクティベートは目的地到着後がベスト
eSIMのアクティベートは、目的地に到着してから行うのがベストです。
多くのeSIMは、目的地でサポートされているネットワークに接続されると有効になります。
そのため、現地に到着してからアクティベートすることで、eSIMの有効期限を最大限に活用できるのです。
- eSIMの契約期間(有効期間)を最大限活用できる
- 予期せぬデータ利用を防止できる
出発前にeSIMのインストールだけは済ませておく
eSIMをアクティベートするのは、海外に到着後がよいですが、インストールは出発前に済ませておくことをおすすめします。
旅行前にeSIMのインストールだけを済ませておくと、現地でスムーズに通信開始できるからです。
- 時間的余裕を持った設定が可能になる
- 技術的な問題が発生した場合の対応時間を確保できる
- 現地到着後、スムーズに通信を開始できる
インストール作業は、ネットに接続した状態で5~10分ほどで完了するので、十分な余裕を持って自宅やオフィスなどで設定しておくと安心です。
eSIMのインストール方法は、以下の記事で詳細をまとめています。

日本にいる間に回線をオンした場合は?【基本問題ないが注意あり】
日本国内でeSIMをオンにすることは、一般的には問題なく行えるケースが多いですが、利用するプランによっては注意が必要です。
よくあるのが、「日本利用不可」のプランと「日本利用可」のプランの違いです。
「日本利用不可」のプランだと、現地に行かないと接続できないため、出発前にオンにしても通信されずに、有効期間を消費せずに済む場合があります。
一方で「日本利用可」のプランだと、日本でオンにした瞬間からデータが使用され始めるので、その日から有効期間が消費されてしまいます。
海外渡航用に契約したプランは基本的に海外でしか使わないはずなので、むやみに設定を変更せずに、日本ではオフにしたままにしておきましょう。
iPhoneの場合、日本でモバイルデータ通信の設定をする際に、海外用の回線にはチェックを入れずにオフにしておきましょう。

Androidでも同様に、日本で使っている回線だけをオンにして、新しい回線はオフにして利用しましょう。
